幕張公演2日目のAltessimo
ししゃもです。
やっぱり汐谷文康の不敵に笑う顔が好きです。
それはさておき、幕張公演2日目の感想を書く時間も元気もなく、完全に記事を書くタイミングを見失いました。
なので今回はちょっと趣向を変えまして、2日目のAltessimoのお話です。
妄想とか個人の感想がメチャクチャに入ってますし、駄文になるかとは思いますが、おつきあいくださいませ。
今回このユニットが披露したのは
1.REASON!!(全体曲)
4.Tone’s Destiny
9.Echoes My Note(ソロ曲)
10.The 1st Movement ~未来のための二重奏~
13.Never end 「Opus」
21.Eternal Fantasia(3ユニット合同曲)
22.Beyond The Dream(全体曲)
23.GLORIOUS RO@D(全体曲)
24.DRIVE A LIVE(全体曲)
の8曲です。
注目したいのはAltessimoのユニット曲3曲の披露された順番。
Tone’s Destiny
↓
The 1st Movement ~未来のための二重奏~
↓
Never end 「Opus」
です。
ですが、この順番違和感がありませんか?
ユニット結成前の2人を描く『Never end 「Opus」』
2人が出会い音を奏で始めた『The 1st Movement ~未来のための二重奏~』
そして2人で音を奏でる楽しさを歌う『Tone’s Destiny』
アイドルとしての歩みを曲に乗せてきたこのユニットが、歩みとは逆の順で歌を披露していってるんですね。
2人で歌う楽しさを知ってるのに、初めて歌った時の気持ちを歌う。
「2人で歌うのが楽しくてしょうがない」みたいな歌を歌ってるのに、出会う前の孤独な気持ちを歌う。
一方通行で流れていった感情をあえて遡っています。
太陽と月のように重なり合えなくても 追いかけあう誰かに会いたくて
その誰かに出会えた今の彼らだからこそ、この歌の寂しさが良くわかるし、「出会いたい気持ち」がより強く歌に出ますよね。
一枚きりだった翼が 比翼になるみたいに溶け合って 羽ばたいてゆく旋律に出逢えたんだ
今でこそ当たり前のように比翼として羽ばたいている彼らの、「出会えて良かった」という気持ちに厚みが出ます。
曲を順に歌うことでストーリー性は出ますが、逆にすることで「気持ち」が前面に押し出されるように私は感じました。
彼らの曲は彼らの感情から生まれたものだし、パフォーマンスがミュージカル仕立てなのも相まって感情移入がしやすいんですよね。
だから、この順にしたのかもしれませんし、そうじゃないのかもしれません。
けど、そう思ったら楽しくなったのでそう思ってます。
歌が上手だとか、曲が綺麗だとか、そういう印象を抱きがちですけど、どのユニットよりも「気持ち」の表現に長けている曲と演出なんです。
それはきっと2ndの時からそうだったと思うので、気付かなかったのが悔しいです。
なんだかAltessimoのことがより好きになった2日目でした。
堪らなくエモかったです。
(おわり)