学祭でゲーム実況をした話
ご無沙汰しております。
三年ぶりの記事になります。
実はかれこれあってまだ大学生をしているのですが(詳しい話は後日)
所属しているサークル"pokerikadai"の企画にてゲーム実況をしました。
後輩のために簡単な反省を置いておきます。
私が実況するにあたって参考にしたのはこちらの記事です。
後輩がこれは参考にならないと言っていたので、もしかしたら参考にならないのかもしれないです。
本題
今回シングル、ダブル、ユナイトの三種目の実況をしました。
一番難しかったユナイトの実況についてまとめておきます。
今回の反省点は以下の三点です。
- 解説として話したいことが多すぎて、場面の展開についていけない
- 場面の盛り上がりに対して実況の盛り上がりがついていかない
- 場面の振り返りがなく、何が起こったのかいまいちわからない
どう解消していくべきか順に考えていきます。
まず1つ目。
- 解説として話したいことが多すぎて、場面の展開についていけない
これを解決することが実況解説で一番大切です。
その方法は前提情報と伝える情報の深度をあらかじめ決めておくことです。
例)経験値の差をつけることが勝利への近道である。
→真ん中のタブンネを取ると有利である。
→自陣のタブンネは無視してもよい
→それを読んで相手側のタブンネをとる
実際に初動の下ルート中央のタブンネをめぐっての争いは10秒にも満たないが、この4つの情報は同時に伝えると10秒はゆうに超えてきます。
したがって、1つ目を前提知識に2つ目までを話そうなどとしておくと情報のパンクを起こさずに済みます。
これは視聴者層によって変えるべきであり、この見極めが実況解説としての実力の1つにもなってくるでしょう。
UNITEオタクの前でタブンネ取りたいよね~と言っても解像度は上がらないし、もしかしたらここに書いてないようなさらに一段深いやり取りがあれば私のようなものでも解像度が上がっていくに違いません。
実況解説は知識を与える立場ではありますが、知識を引けらかすものではありません。
知っている情報すべて出すことが常に正しいとは限りません。
2つ目。
場面が盛り上がるところ=カメ戦、ロトム戦、サンダー戦 で盛り上がらずしていつ盛り上がるのか。
盤面がド派手で盛り上がってるときは実況側も盛り上がりましょう。
大きな声を出してみるとか、冷静な実況をあえてしないとか。
ここで視聴者の盛り上がりを持ってこれるかが腕の見せ所です。
Mリーグの日吉辰哉プロの実況が私の理想になっています。
これとかすごいです。
3つ目。
2つ目の続きです。
熱くなるのはいい、楽しませるのはいい。
ただし、落ち着いたら何が起こったのかはしっかり説明しましょう。
盛り上がりの場面で試合が終わることはこのゲームではありません。
サンダーが終わったら残りの時間で、サンダー周りで何が起こったのかは丁寧に解説することで、ただ楽しいだけでない解説になることが見込めるでしょう。
なにはともあれ、実況解説の大事なことは視聴者をゲームに引き込むことです。
実況解説を楽しんでやることで、視聴者を引き付けることができるようになるでしょう。
それでは次回「ししゃも留年する」で会いましょう。