マッチングアプリを始めた話

こんばんは。

3年付き合った彼女に振られ、男としての自信がなくなったししゃもです。

ウケる(ウケない)

 

なんやかんやでマッチングアプリをはじめたので、どこかの誰かの役に立てばいいと思い、記録として残しておきます。

 

【経緯】

彼女に振られたけど、一人で生きていけるほど自立した人間ではないため、支えてくれる彼女が欲しくなる。(この一文には隠された情報が山ほどある。)

出会いがあまりにもないため困っていることを友人R(諸悪の権現、悪の道に引きずり込んだ悪魔)に相談するとこんなことを言われた。

 

R「俺はタップルとTinderちょっとやってたけど一回ずつ会ったことあるよ」

 

この一言で俺は確信した。

こいつで会えるなら俺でも会えるだろ、と。

 

【初日】

こういうアプリをやったことがなかったので、女性の顔を眺めてるだけでも楽しい。

ぼちぼちマッチするので、手当たり次第メッセージを送ってた。

 

【1週間目】

初日こそ楽しかったが、楽しいのもそんなに続かず、なんとなく続けてる状態。

そんなに会話も続かないし、課金しちゃったし続けるか…という感じになってくる。

今になって思うと「初めまして!好きな〇〇は何ですか?」みたいな初手メッセージに返事が来ないのは当然だと思う。

 

【運命の出会い】

ぼちぼち飽きてきたころに顔が好みの女性側からメッセージが飛んでくる。

 

「はじめまして!るな(以下Lさん)です。

 旅行好きな部分が一緒で気が合うと思いました。

 (略)

 ぜひお話ししたいです!」

 

 

マッチングアプリの初手はこういうのを送るべきなのかと気付かされる。

そのうえ女性側から積極的に連絡がきたのは初めてだったので浮かれまくっていた。

 

【2週目】

Lさんから教わったメッセージテンプレを流用し、複数の方とそこそこメッセージが続くようになってきた。

俺イケてるんじゃね?という気がしてきたころに、またLさんからメッセージが飛んでくる。

 

「(前略)

 ししゃもさんとはお話してて楽しいので

 今度お茶でもしませんか♪」

 

 

ありがとうR。お前は生涯の友だ。

最高の出会いをありがとう。

 

ということで実際に会うことになる。

水曜日に切り出されて、気が変わらないうちにとのことで土曜日に決定。

紆余曲折を経て新宿某ホテルのラウンジでお茶することに。

 

 

【出会ってみた】

待ち合わせに指定されたのは12時にホテルのラウンジ。

お茶と言われたけどランチじゃねーかという文句は飲み込み、そこそこの出費を覚悟しながら現地へと赴く。

 

現地で待っていたのはアプリの写真よりもちょっと可愛い女性だった。

正直写真と別人が現れるところまでがセットだと思っていたので拍子抜けする。

 

ホテルのラウンジなんか全然いかないし、初対面の女性との会話だったので、ハチャメチャに緊張したことだけ覚えてる。

食事はいらないとのことで肩透かしを食らった。俺腹ペコだけど…。

 

序盤はよくある仕事や趣味の話が中心だった。

仕事の話で全く同じことを2回以上聞かれて、話聞いてない?と思わされる。

とはいえ自分も緊張しまくりでアプリで聞いてしまったことをもう一度聞いてしまったりしていたので、よくあることだなと消化していた。

 

和やかに進みつつ、Lさんから今度独立してフリーランスになるという話が出てくる。

 

僕「どんな業種なんですか?」

Ⅼ「営業です」

僕「今のお仕事って広告制作でしたよね?」

L「そうです。今やってることとはちょっと違いますね。

 副業でやってたことを拡大して本業にしようとしてるんです」

 

営業のフリーランスって何?と違和感を感じつつ、この広い世の中にはきっとあるんだろうなと思っていた。

 

L「ししゃもさんは独立とか考えたことないんですか?」

 

はい、終了。お疲れさまでした。

副業やることは別に構わないと思うけど、進めてくる奴は100%悪。

どう考えても勧誘です。

 

L「SEのお仕事内容はよくわからないんですけど、

 ビジネスの基本って全部一緒で~(略)」

 

帰りたい。

 

L「会社員よりフリーランスのほうが稼ぎがよくて~(略)」

 

それはそうだけど、お前の主張はわからん。

 

L「もしよかったら先生とか紹介できますよ」

 

紹介すんな。頼んでないだろ。

 

腹ペコな状態で14時になろうかという時間。

俺はてっきりランチの後に散歩でもしてる頃だと思ってたよ。

なんでカフェから一歩も動かず腹ペコの状態で、副業の勧誘受けてるんだ。

 

涙を飲みながら、解散しようの提案をする。

別れ際に追い打ちの一言。

 

L「仕事のこととか相談乗るし、副業とか興味あったら教えてくださいね!」

 

お前とは2度と会わない…。

さよなら、俺のn回目の恋…。

 

ということで、Lさんと現地解散して連絡先はブロック。

おしゃれさのかけらもない油そばを啜ったのち、紙オタクの待つ秋葉原へ向かったのであった。

 

 

【後日談①】

以上の話をpokerikadai老人部で話したところ、タップルより「with」「pairs」がいいとの情報を得る。

情報を得た当日にwithをインストールし、順調に恋活(笑)してる。

比較した感想としてはタップルはTinder寄りだなってこと。withがいかにまともなマッチングアプリか思い知らされた。

ちなみにLさん直伝の初手メッセージテンプレはwithでは当然のように教えてくれた。

タップルはごみ!

 

【後日談②】

タップル大会するか~となり、やり取りしていた女性に手当たり次第会ってみないかの提案をする。

返事が来たのは3人中1人。所詮俺はこんなものか…。

池袋で会うことになったので、デートで使えそうなカフェを募集してます。

 

【後日談③】

Rがタップルで出会った女性も副業女だったらしい。

そのうえで俺に勧めてくるの悪魔だろ。ふざけるな。

ただ、俺たちは仲間だ。生涯の友よ。

(訂正)直接会ったわけではなくやり取りしてるなかで、出会っただけらしい。不服申立があったため訂正。ごめんなさい

敗北者が俺だけで良かった。

 

 

 

そんなこんなでマッチングアプリを初めて順調に堕ちてるよって話でした。

マッチングアプリの趣味欄にどのくらい自分をさらけ出すか悩んでいるので、きもくないラインを教えてくれる人を探しています。

 

また面白い話があったら記事書きます。

読んでくれてありがとうございました。